複数の部下に『パワハラ』…幹部自衛官を停職6カ月 部下の1人は精神疾患で9カ月間休職 陸自板妻駐屯地

 静岡県御殿場市の陸上自衛隊板妻駐屯地は19日、複数の部下にパワハラをしたとして、幹部自衛官の男性を停職6カ月の懲戒処分としました。男性は退職する意向を示している、ということです。

 処分を受けたのは、陸上自衛隊板妻駐屯地・第3陸曹教育隊の30代の2等陸尉の男性です。駐屯地によりますと、2等陸尉は去年4月から9月ごろにかけて、複数の部下の隊員に威圧的な言動で指導し、精神的な苦痛を与えました。このうち1人は精神疾患を発症し、9カ月間にわたって休職した、ということです。

 去年10月に隊員にアンケート調査をした際に発覚しました。

陸上自衛隊板妻駐屯地