ニホンザル2匹を「排泄物が堆積する」ケージで飼育した疑い 動物愛護法違反などの疑いで60代の夫婦を書類送検 浜松市天竜区
国や県の許可を得ずにニホンザルを捕獲し、劣悪な環境で飼育したとして、浜松市の60代の夫婦が書類送検されました。
動物愛護法違反などの疑いで書類送検されたのは、浜松市天竜区に住む60代の夫婦です。2人は国や静岡県の許可なく捕獲したニホンザル2匹を6月下旬、自宅の庭の劣悪な環境で飼育して虐待した疑いが持たれています。
警察によりますと、自宅の庭に設置されたケージには排泄物が堆積していました。1匹は10年ほど前から、もう1匹は去年から飼っていたとみられています。
区内を巡回していた警察官が2人の自宅を訪問し、話を聞く中で発覚しました。2人は「ペットとして飼っていた」と容疑を認めています。