「西嶋弁護団長の遺志を継いで早期の無罪判決を」小川秀世事務局長が袴田弁護団の主任弁護人に

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やり直しの裁判が続いている袴田巌さんの弁護団は、小川秀世事務局長を新たな主任弁護人として届け出ました。

 袴田巌さん(87)は1966年旧清水市で一家4人を殺害したとして死刑が確定し、現在静岡地裁で再審が行われています。

 1月7日、主任弁護人の西嶋勝彦弁護団長が亡くなったことを受け、弁護団が協議。

 関係者によりますと 新たな主任弁護人に小川秀世事務局長が就くことが決まり、23日静岡地裁に変更届を提出したということです。
 今回の届け出は、複数人が弁護をする場合主任を定めなければ  ならないとする法律に沿ったものですが、当面弁護団長は置かないということです。

 取材に対し小川弁護士は「西嶋先生の遺志を継いで、早期の無罪判決に向け、みんなと協力してやっていきたい」としています。

 袴田さんの次回の再審公判は来月14日に行なわれます。