子どもたちがため池に転落する事故を防ぐため・・・安全ネットや浮き輪が設置 静岡・島田市
夏休みを前に子どもたちがため池に転落し死亡する事故を防ぐため静岡県島田市は市内のため池に安全ネットを設置しました。
ため池の転落事故は毎年のように起きていて今年も宮城や青森県などで子どもが死亡しています。島田市内には農業用のため池が約10カ所あり市によると子どもたちが休日釣りに訪れるケースが見られるということです。ため池ののり面はコンクリートで覆われ滑りやすく転落の危険があることから 市は安全ネットの設置を決めました。この日は1300平方mのため池ののり面に幅4メートル長さ5メートルのネットを取り付けました。転落した場合に備え浮き輪も備えられています。
島田市農林整備課 村松良介さん「死亡事故といった重大事故を起こさないように重大化防止のために今回ネットを設置した、危険性があるため池については今後も(設置を)検討していきたい」