「寝たきりの弟の介護などに悲観」…自室に2回火をつけ、自分で消す 63歳の男を放火未遂で逮捕 浜松市
浜松市でアパートの自分の部屋に2度にわたり火を放ったとして、63歳の男が26日夜逮捕されました。
現住建造物等放火未遂の疑いで逮捕されたのは、浜松市の63歳の無職の男です。警察によりますと、男は自室のカーテンやセーターに2度にわたってライターで火をつけましたが、いずれも自分で消したということです。けが人はいませんでした。
翌朝、隣人に火をつけたことを伝え、話を聞いた隣人が119番通報し、事件が発覚しました。男は寝たきりの弟と2人で暮らしていて、弟の介護などで現状を悲観し、2人で死のうと思ったという趣旨の供述をしているということです。