警察官や検事名乗り「捜査に協力して」「捜査のために仮想通貨購入して」 820万円分の仮想通貨だまし取られる 静岡・焼津市

 静岡県焼津市の70代男性が、「あなた名義の携帯電話が詐欺に使われている」などという電話をきっかけに、2月から3月にかけて820万円分の仮想通貨をだまし取られました。

 警察の発表によりますと、2月8日、70代男性の家に総合通信基盤局の職員を名乗る男から「あなた名義の携帯電話が詐欺に使われている」と電話がありました。その後、警察官や検事を名乗る者から「詐欺事件の関係であなたの口座を止める」「捜査に協力してくれるなら口座を止めない」と電話があり、さらに「捜査のために仮想通貨を購入しなさい」と言われました。そのため男性は、820万円で購入した仮想通貨を5回に分けて送金し、だまし取られた、ということです。