「県の積極的関与」求める…カツオ窃盗事件めぐる再発防止委員会で船会社側 静岡・焼津市
静岡県焼津市の焼津漁港のカツオ窃盗事件をめぐり、再発防止委員会は7日、船会社などと意見を交わしました。
再発防止委員会が開いた意見交換会には、県内外の船会社の責任者らおよそ40人が出席しました。非公開で行われましたが、これまで委員会が定めた内部通報手続きの設置やトラックの監視体制の強化などについて報告されたということです。
船主らは委員会に対し、すでに下されている漁協職員の処分が妥当か判断出来ないため、情報を開示することや県の積極的な関与を求める声が上がったということです。
この事件ではすでに起訴されている焼津市の水産加工会社の60歳の元社長ら3人が、去年10月にもおよそ6.5トンのカツオを盗んだとして、6日追送検されました。