検察審査会が不起訴不当との議決を出した被告の初公判 被告は殺人罪を否認し無罪を主張 静岡地裁沼津支部
2021年静岡県富士市で男性を殺害した罪に問われている男の裁判員裁判が静岡地裁沼津支部で始まり、
男は無罪を主張しました。
被告(40)は2021年5月22日富士市の自宅で、当時37歳の友人の男性を金属バットで複数回殴り、殺害した罪に問われています。
静岡地裁沼津支部で開かれた初公判で、被告は「殺意はなかった」と否認し、弁護人も「心神喪失だった」として無罪を主張しました。
被告は覚せい剤依存症で、検察は責任の能力が問えないと判断し、一旦は水野被告を不起訴としていました。
しかし、検察審査会が不起訴不当の議決を出し、一転起訴しました。