富士山で体調不良になったアメリカ国籍の子供2人を静岡県警の山岳救助隊が救出 須走口下山道
11日夜富士山須走口の下山道で、体調不良になったアメリカ国籍の子ども2人を、静岡県警の山岳遭難救助隊員などが救助しました。
警察によりますと、11日午後10時20分ごろ富士山須走口の6合目から5合目に向かう下山道で、体調を崩していたアメリカ国籍の12歳と8歳の女の子を、通りがかったミャンマー国籍の登山者が見つけて警察に通報。
11日午前2時ごろに山岳救助隊により救助されました。
2人は43歳の母親と一緒で、11日午前8時ごろ富士吉田口から登り始め、午後6時ごろに山頂に到着。
ところが帰り道を誤って、須走口へ向かってしまい、疲れにより吐き気などの体調不良を訴えたということです。
親子はアメリカから観光で日本へ来ていて、薄手のシャツとスニーカーといった軽装で、入山登録もしていなかったとみられています。