液状化した道路を通行可能に 南海トラフ地震発生時に緊急車両用道路を確保する官民連携訓練 静岡・富士市
南海トラフ地震が発生した際に、緊急車両が通る道路を早急に確保する訓練が静岡県富士市で行われました。
訓練には富士市や消防、水道工事の指定業者の組合などから合わせて66人が参加しました。
訓練は南海トラフ地震が発生し、震度6強の揺れを観測。
液状化現象で下水道マンホールや水道管が地面から突き出て、道路が通行止めとなった想定で行われました。
作業員がスコップを使って水道管の漏水を修復。
その後ショベルカー等の重機で砂利を撒き、緊急車両の通行を可能にしていました。
また液状化した道路を再現した車両走行訓練も実施されました。
富士市建設部建設総務課 橋本剛主幹:
「道路を早く復旧することにより多くの命が助けられる。1秒でも早く助けに向かうことが感じられる訓練だったと思う」
富士市では今後も官民連携の訓練を継続的に行っていくということです。