土砂崩れで孤立した登山者らの救出活動始まる 孤立者は登山者、工事関係者合わせて200人に 静岡市葵区

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静岡市の山間部で起きた土砂崩れで孤立した登山者らは200人に上ることが分かりました。静岡市と静岡県は20日朝から救助活動を始めました。

 19日午前10時ごろ静岡市葵区の山間部で、林道の斜面がおよそ40メートルにわたって崩れているのが見つかり、登山客やリニア中央新幹線の工事関係者ら148人が孤立しました。

 市や県は20日5時半ごろから孤立している人をヘリで井川地区まで降ろす救助活動を始めました。

林輝彦アナウンサー:
「救助された人が続々と 運ばれてきます」

救助された人:
「午前5時半に抽選で、みんな自分の番号書いて。早く呼ばれないと困ると思って」

 静岡市によりますと、順調にいけば20日中に一般の登山者を井川に降ろせるとみられています。

 また周辺の山小屋にも登山者がいるとみられ、市が確認を進めていますが孤立者は200人に膨らんだことがわかっています。