静岡・伊東市で初の搬入・搬出訓練 大規模災害発生時に支援物資を速やかに受け入れ必要な場所に送る
地震などの大規模災害が発生した時に、外部からの支援物資を速やかに受け入れ、必要な場所に送る搬入・搬出訓練が29日初めて静岡県伊東市で行われました。
訓練は地震発生から3日後、国からの支援物資が集積拠点に届く想定で行われました。
市の職員がアルファ米や毛布、段ボールベッドなどの物資を受け入れ、避難所別に仕分けしたのちトラックに積み込みました。
訓練は今回が初めてで、これまで物資集積の拠点がなかった伊東市が先月、運送業者と協定を結び、体制が強化されました。
一方、伊豆市では能登半島地震を教訓にした土砂災害対応連携訓練が行われました。豪雨と地震が立て続けに襲い、救助要請を受けた想定で関係者75人が参加しました。
まず、建設業関係者が道路の土砂を重機で撤去。その後、消防隊員が倒壊家屋や土砂に埋まった車両からの救助作業を行いました。