後輩隊員を平手打ちし鼓膜を破るけがをさせた2等陸曹を停職6カ月の懲戒処分に 陸上自衛隊駒門駐屯地 静岡・御殿場市
静岡県御殿場市の陸上自衛隊駒門駐屯地は、後輩隊員に平手打ちし鼓膜を破るけがをさせた38歳の男性隊員を停職処分としました。
停職6カ月の懲戒処分を受けたのは、機甲教導連隊に所属する男性2等陸曹(38)です。
駒門駐屯地によりますと、2等陸曹はおととし6月後輩の男性3等陸曹(30)を平手打ちし、3等陸曹の鼓膜を破ったということです。
2等陸曹は3等陸曹が別の同僚に対し暴行したことを注意していましたが、3等陸曹が開き直るような態度を取ったことに立腹し、暴行したということです。
駒門駐屯地はこの3等陸曹についても同僚に対する暴行で停職3カ月の処分としました。
機甲教導連隊の岩男保博隊長は「今回の事案は本人の自覚の欠如によるもので服務指導の徹底を図る所存です」とコメントしています。