【速報】浜松市で親族３人を殺害した罪に問われた被告の男に懲役３０年の判決　静岡地裁浜松支部

　２０２２年３月、浜松市の自宅で親族３人を殺害した罪に問われた被告の男に対し、地裁浜松支部は懲役３０年の判決を言い渡しました。

　元警察官の被告（２５）は２０２２年３月、自宅で祖父（当時７９）、祖父母と兄の頭部をハンマーなどで殴り殺害した罪に問われています。

　１５日、地裁浜松支部で開かれた判決公判で、被告に対し懲役３０年の判決が言い渡されました。

　被告は初公判で起訴内容を否認し、「ボウイ」という名前の別人格が犯行に及んだと主張。被告が解離性同一性障害に罹患していること自体に検察側と弁護側で争いはなく、裁判の主な争点は「刑事責任能力の有無」となっていました。