【袴田事件】再審の可否判断を前に支援の国会議員が集会 姉ひで子さん「再審開始をひたすら願っています」

 いわゆる袴田事件で、裁判のやり直しを認めるかどうかの判断が東京高裁から示される13日を前に、死刑囚・袴田巌さんを支援する国会議員が集会を開きました。

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【袴田事件】再審の可否判断を前に支援の国会議員が集会 姉ひで子さん「再審開始をひたすら願っています」

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 6日、都内で開かれた集会では、「袴田巌死刑囚救援議員連盟」の会長、塩谷立衆議院議員が出席し、支援団体から法務大臣宛ての要請書を受け取りました。

 要請書では、裁判のやり直しが認められた場合、検察側が特別抗告をしないよう働き掛けることなどを求めています。

塩谷立衆議院議員:「時に司法が誤りを犯すこともあり、そういった犠牲者に対して我々が救援していくことは、まさに議連の趣旨」

 袴田さんは1966年、旧清水市でみそ会社専務一家4人を殺害したとして死刑が確定。現在、裁判のやり直しを求めていて、13日には東京高裁がこれを認めるかどうかの決定が出されます。

袴田さんの姉ひで子さん:「57年闘ってきて良かったなという。裁判の判決を待っている。再審開始になることをひたすら願っています」