沼津市の飲食店提供の弁当を食べた17人が食中毒と診断される 患者11人と従業員1人からノロウイルスを検出 静岡県東部保健所

静岡県が食中毒警報を発令する中、沼津市の飲食店が提供した弁当を食べた17人が下痢などの症状を訴え、食中毒と診断されました。

 静岡県によりますと、1月27日に沼津市根古屋の飲食店の弁当を食べた17人が下痢やおう吐、腹痛などの症状を訴えました。

 検査の結果、患者11人と従事者1人の便からノロウイルスが検出されました。

 60代の男性が入院しましたが、この男性を含めて全員快方に向かっているということです。

 これを受け、東部保健所は3日から再発の恐れがないと認められるまでの間、この飲食店に営業禁止を命じました。

 静岡県は1月31日に食中毒警報を発令していて、引き続き、手洗いや十分な加熱調理をするよう呼びかけています。

静岡県庁
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