静岡・函南町のパチンコ店で客の女性に暴行し現金を奪ったとされる男に懲役6年の判決 静岡地裁沼津支部
パチンコ客の女性に暴行を加え現金を奪ったとされる男に対し、静岡地裁沼津支部は懲役6年の判決を言い渡しました。
強盗致傷の罪で判決を受けたのは無職の男(50)です。判決によりますと男は2024年年1月、静岡県函南町内のパチンコ店で、客の70代女性をバールのようなもので複数回殴り、現金およそ55万円が入った手提げバッグを奪ったとされています。女性は左腕を骨折するなど全治6カ月の重傷を負いました。
20日午後、静岡地裁沼津支部で開かれた判決公判で、野澤晃一裁判長は「パチンコ客なら金を持っていると考え、犯行に及んだことには一定の計画性も認められ、動機や経緯も短絡的で身勝手」と非難しました。
一方で「被害者と示談している」などとして、検察側の懲役8年の求刑に対し、懲役6年の判決を言い渡しました。
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