静岡・伊豆市が観光目的税の導入を検討 2028年度の開始を目指す
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静岡県伊豆市は2028年度の開始を目指して、観光目的税の導入を検討していることを明らかにしました。
●伊豆市 菊地豊市長:
「あくまでも伊豆市としては観光振興のための財源を頂きたい。それを観光客の方々にご負担頂き、より付加価値の高い、より魅力のある観光まち作りの為の財源とさせて頂きたい」
仮称:観光税は宿泊客だけでなく、観光施設などを利用する日帰り観光客からも徴収し、宿泊施設は宿泊料金に応じた数段階の税額を予定。日帰り観光客は定額とします。
伊豆市の2024年度の宿泊客数はおよそ76万人。宿泊客を含めた観光交流客数はおよそ350万人です。
菊地豊市長は「新年度に観光推進基本計画を策定し税の使い道を決めていく」と話しました。
新しい税の徴収は2027年度内に条例を制定し、2028年度の開始を目指すという事です。