女性殺害死体遺棄事件 受刑者に対し被害者の遺族2人に1億円余りの損害賠償の支払いを命じる判決 静岡地裁浜松支部
地裁浜松支部は交際していた女性を殺害し有罪判決が確定した男に対して、女性の遺族に合わせて1億円余りの損害賠償の支払いを命じました。
この事件はおととし2月、静岡県沼津市内の住宅から切断された女性の遺体が見つかったもので、殺人罪などで沼津市の受刑者(33)が懲役18年の判決を受けました。
女性の遺族2人が受刑者に対し、それぞれ7800万円の損害賠償を求める訴えを起こしていました。
地裁浜松支部の佐藤卓裁判長は判決で「残虐な犯行によって親を突然奪われた悲しみは計り知れない」と指摘。
受刑者に遺族2人にそれぞれ5166万円余りの損害賠償を支払う判決を言い渡しました。
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