【ワカメ産地偽装事件】東京都内の輸入・卸売り会社社長の男を逮捕 偽装することを知りながら外国産ワカメを卸していた

外国産のワカメを徳島県・鳴門産と偽って出荷・販売したとして、静岡市内の食品加工会社の社長らが逮捕された事件で、県警は新たに東京都にある食品の輸入などを行う会社の社長の男を逮捕しました。

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 食品表示法違反と不正競争防止法違反の疑いで逮捕されたのは東京都にある食品の輸入・卸売業の会社社長の男(64)です。

 警察によりますと、男は去年11月すでに逮捕・送検されている静岡市内の食品加工会社「黒汐の華」の社長(80)らと共謀し、中国など外国産のワカメに「鳴門産」と書かれたステッカーを貼り、出荷・販売した疑いが持たれています。

 警察が去年行った「黒汐の華」の捜索で、押収した伝票などから男の関与が発覚したということです。

 容疑者の男は都内で中国からワカメなどの海産物を輸入する会社を経営していて、「黒汐の華」とは10年以上前から取引をしていたということで、偽装することを知りながらワカメをおろしていたとみられます。

 警察は男が容疑を認めているかどうか明らかにしていません。