エスパルスが2対1で3年ぶり51回目の「静岡ダービー」制す 途中出場の中山が値千金の決勝ゴール 静岡・エコパスタジアム

ジュビロとエスパルス、お互いの意地とプライドをかけた51回目の静岡ダービーが26日行われました。

画像: エスパルスが2対1で3年ぶり51回目の「静岡ダービー」制す 途中出場の中山が値千金の決勝ゴール 静岡・エコパスタジアム

佐野伶莉アナウンサー:「静岡ダービーが3年ぶりにかえってきました!サポーターが続々と、この決戦の地エコパスタジアムにやってきています!」

サポーター:「3年間このために戦ってきたJ2を戦ってきたので絶対に負けたくないです」
サポーター:「とにかく勝ち点3。それだけですね」

ともに開幕戦を引き分けたジュビロとエスパルス。今シーズン初勝利をかけてダービーに臨みました!

 最初に主導権を握ったのはエスパルス。前半9分、新加入・神谷のパスカットから鈴木唯人が得意のドリブルで持ち運び落ち着いてゴール!日本代表候補の2試合連続となるゴールで序盤に先制すると…。18分にもエスパルスは白崎がミドルシュート!ここはジュビロの守護神・三浦がビッグセーブ!追加点は許しません。

 一方、追いつきたいジュビロは23分、最終ラインの大井から一気に前線へ。これに合わせたのは鈴木雄斗!ショートバウンドの難しいボールを足の裏で合わせるスーパーゴールで同点とします。

 3年ぶりの静岡ダービー。互いに一歩も譲らず、前半は1対1で折り返します。

 迎えた後半。再びエスパルスにビッグチャンスが!23分、自陣でボールを奪いカウンター!神谷からのパスを受けた途中出場の中山がカットインから右足を一閃!豪快にネットに突き刺しエスパルスが勝ち越します。

 またしても追いかける展開となったジュビロは2人が相次いで退場となる苦しい状況に。数的不利の中でもなんとか打開を図りますが、シュートまで持ち込むことが出来ません。

 結局、試合はこのまま終了し、51回目の静岡ダービーは、エスパルスが2対1で勝利。今シーズン初白星を飾り、まだ第2節が終わったところですが3位です。敗れたジュビロは15位となっています。

エスパルス
鈴木唯人選手:「(ダービーは)いつもと違った独特の雰囲気も感じました。きょうの試合でもいろんな課題がでたのでそういったところを突き詰めながら良い形で(次節を)迎えられたらいいなと思います」