ブレーキかけずに突っ込んだか…広末涼子容疑者を危険運転致傷容疑でも捜査　静岡県警

　俳優の広末涼子容疑者が傷害の疑いで逮捕された事件で、その前に起こした追突事故の現場にブレーキ痕がなかったことが新たに分かりました。

　広末涼子容疑者（４４）は静岡県島田市の病院で看護師を複数回蹴ったり引っかいたりして、けがをさせた疑いで逮捕・送検されました。

　広末容疑者は傷害事件の前に掛川市の新東名高速上りで自ら車を運転。大型トレーラーに追突したあと、追い越し車線側の壁に衝突して同乗の男性がけがをしました。その現場にはブレーキ痕がなかったことが、捜査関係者への取材で新たに分かりました。

山本愛恵記者：「今、広末容疑者の自宅の前に静岡ナンバーの車が到着しました。中に捜査員が乗っているものとみられる」

　県警は１０日、危険運転致傷の疑いで広末容疑者の自宅を家宅捜索しました。事故の背景に違法な薬物や服用していた薬が影響した可能性を調べることが目的でしたが、自宅から違法薬物は見つからなかったということです。

　警察は傷害事件と合わせて危険運転致傷容疑での捜査も進めています。