静岡市駿河区の飲食店が提供した料理を食べた24人の男性が嘔吐や下痢などの症状 保健所が食中毒と認定
静岡市駿河区の飲食店が提供した料理を食べた24人の男性が2日、嘔吐や下痢などの症状を訴え、保健所が食中毒と認定しました。
食中毒が発生したのは静岡市駿河区の飲食店です。静岡市によりますと、消防から2日、「複数人が嘔吐や下痢の症状を訴え、16人が救急搬送された」と保健所に通報がありました。
ホテルに宿泊していた1グループ24人が、店が調理しホテルに運んだビーフカレーやサラダを食べた後、嘔吐や下痢などの症状を訴えたということです。このうち、5人は一時的に入院しましたが、全員快方に向かっています。
これを受け、保健所が患者と店の従業員に検便を行ったところ、ノロウイルスが検出されたため食中毒と判断しました。市は11日から当面の間、この店に営業禁止命令を出しました。
市は、調理前に指の間や爪の先などを丁寧に洗うよう注意を呼び掛けています。
