飲食店社長に対する強盗殺人…会社役員に無期懲役を求刑 被告は強盗殺人罪を否認 浜松市

 浜松市で飲食店経営の男性に対する強盗殺人などの罪に問われている男に対し、検察側は無期懲役を求刑しました。

画像: 飲食店社長に対する強盗殺人…会社役員に無期懲役を求刑 被告は強盗殺人罪を否認 浜松市

 起訴状などによりますと、東京都板橋区の会社役員の男(43)は浜松市浜北区の飲食店グループ社長の38歳の男性に架空の投資話を持ち掛け2700万円をだまし取った上、2019年男性の首や背中を包丁で複数回刺して殺害した強盗殺人などの罪に問われています。7日の裁判で検察側は「包丁を事前に購入するなど犯行は計画的。その場しのぎの回答を繰り返し罪に向きあっておらず反省に乏しい」として無期懲役を求刑しました。一方、弁護側は殺害は認める一方で「被告は多くの人に多額の借金をしていて男性を殺害しても返済は免れられない」と強盗殺人罪については改めて否認。その上で懲役10年が妥当と主張しました。判決は25日に言い渡されます。