まん延防止措置 静岡県も再延長…川勝知事「もうしばらくの協力を」県民は淡々と受け止め
3月21日まで2週間の再延長
高橋諒記者:「まん延防止措置、再延長の初日です。この時間、会社へ出勤するサラリーマンなどの姿が見られます」
7日から再延長となったまん延防止措置。けさのJR静岡駅はこれまでと変わった様子はありませんでした。
島田市民(大学生)20代:「コロナの人数、まあそんな減ってきてないので。
やっぱり延長せざるを得ないかなって感じだと思います。(大学を)今年で卒業なんですけど、卒業旅行はやっぱり行きづらくなっちゃったので、正直まん延防止延長で計画もあまり立てられず」
静岡市民 40代:「まあ致し方ないのかなと思います」
Q・町の様子はどうか?「以前よりも人出は、やはり抑えられているのかなと思います。見た目では」
次の期限は21日までのおよそ2週間です。1月27日から始まった静岡県へのまん延防止措置は2回の延長を経て、およそ2カ月間続くことになります。
知事はワクチン接種を改めて呼びかけ
川勝平太静岡県知事:「本日からまん延防止等重点措置の期間が3月21日まで延長されることになりました。県民事業者の皆様にとりましては、年度替わりの重要な時期を控えておられます。この大切な時期に本来の暮らし、また企業活動等ができるようにするためもうしばらくの間。重点措置の延長にご理解とご協力をお願い申し上げたく存じます」
7日の定例会見の冒頭で、こう話した川勝知事。再延長が決まった後、新規感染者や病床使用率は減少傾向にあるとしたうえで、改めて、ワクチン接種を呼びかけました。
川勝知事:「3月5日現在、高齢者の接種率は58.9%、ほぼ60%になりました。この勢いで接種いただきますとまん延防止等重点措置期間内に75%程度に達するようになります。県の大規模接種会場では18歳以上で、かつ2回目の接種から6カ月経過した方は、どなたでも接種を受けることができます。学校保育施設でのクラスター発生等の抑制のためにも、ぜひ接種をお願い申し上げます」