講師「風通しの良い職場作りが大事」 送迎バス園児置き去り死亡事件受け幼稚園・保育園の経営者ら対象に研修会 静岡・牧之原市
今年9月の送迎バス園児置き去り死亡事件を受けて、静岡県牧之原市で23日夜、幼稚園や保育園の経営者や管理者を対象にした安全管理研修会が行われました。
9月5日、川崎幼稚園の送迎バスに3歳の女の子がおよそ5時間置き去りにされ、熱射病で死亡しました。23日の研修会には15施設から42人の施設経営者や管理者が参加、小学校校長の経験を持ち学校経営や危機管理を専門とする常葉大学大学院の粉川克彦特任准教授が講師を務めました。
粉川さんは「働く人が短時間でも自分の言葉で事実を伝えあって情報共有し、風通しの良い職場作りが大事」と参加者にアドバイスしていました。