妻の不倫相手の男性を刃物で刺し殺したか…検察「強い殺意があった」と37歳の男に懲役14年求刑 静岡地裁浜松支部
2024年、浜松市で妻の不倫相手の男性を包丁で刺し殺害した罪に問われているブラジル国籍の男の裁判が19日、静岡地裁浜松支部であり、検察は懲役14年を求刑しました。
浜松市に住むブラジル国籍で無職の37歳の男は2024年2月、浜松市中央区遠州浜の団地で、ブラジル国籍で、妻の不倫相手の当時43歳の男性の胸を刃物で2回刺し、殺害した罪に問われています。
19日の公判で、検察側は「強い殺意に基づき、感情任せに命を奪った短絡的で軽率な犯行は強い非難に値する」などとして、懲役14年を求刑しました。一方、弁護側は「真摯に謝罪の言葉を述べ反省し、捜査に応じている」として「長期間収容する必要がない」と述べました。最後に、裁判で男は遺族に対して、「命を奪う意図はなく反省している。仕事ができるようになったら毎月弁償していきたい」などと話しました。判決は23日に言い渡される予定です。
