「うそをついている罪悪感に耐えられなくなった」事故から4日後に警察に申告 中日新聞の記者が飲酒運転でポールなど破損する事故

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事故から4日後に警察に申告したということです。中日新聞社の男性記者が静岡市内で飲酒運転をして、その後物損事故を起こしていたことが分かりました。

船引とわ記者
「事故があった駿河区中田の石田街道沿いです。現場にはチョークの跡、そして人が押しただけではびくともしないボルトが曲がった跡が残っています」

 中日新聞社によりますと、事故を起こしたのは静岡総局に所属し、静岡県政を担当する男性記者(33)です。

 男性記者は15日静岡市内の飲食店2軒でおよそ4時間にわたり酒を飲んだ後、自宅に帰るため自家用車を運転。

 その後静岡市駿河区の石田街道で中央線を越え反対車線にはみ出し、歩道にある街路樹やポールを破損させる物損事故を起こしたということです。

 男性記者は事故直後警察には通報せず、そのまま帰宅。

 事故から2日後に会社に対し事故を報告しましたが、飲酒運転については報告しなかったということです。

 また、男性記者は警察や社内の聞き取りに対し、「タクシーが捕まらなかった」「嘘をついている罪悪感に耐えられなくなった」などと話し、事故から4日後に飲酒運転と事故を警察に申告していました。

 中日新聞社は27日朝の紙面で報じるとともに、「報道機関の一員として決して許される行為ではなく、全容が判明した時点で厳正に処分します」とコメントしています。