株主総会特別警戒本部を設置　２２０人態勢で不法行為の取り締まりにあたる　静岡県警

静岡県内では多くの企業で６月中に株主総会が開かれることから、静岡県警は３０日特別警戒本部を設置しました。

　特別警戒本部は刑事部長を本部長とするおよそ２２０人態勢で、株主総会当日の警戒や開催に伴う不法行為の取り締まりなどにあたります。

　直近の５年間で不法行為を取り締まった事案はありませんが、静岡県警には２７日時点で県内の３１の企業から総会の警戒要請があり、その多くが６月２７日に集中しているということです。

静岡県警捜査第四課　二橋敏之次席
「株主総会が集中するこの時期、警察として暴力団とか総会屋などによる不法行為の取り締まりを行うことによって企業対象暴力に対して毅然とした対応で臨んでいきたい」

　特別警戒本部は６月３０日まで設置されます。