「想定外がないようにいろんなシチュエーションで訓練を」…参院選控え警護訓練 静岡県警
7月に想定される参議院選挙を前に、静岡県警が要人などの警護訓練を行いました。
訓練は12日、静岡市にある機動隊官舎のグラウンドで、県警の警衛警護室の室員や県内の警察署の警備課員など35人が参加し行われました。訓練の様子は要人を守る手段は明かせないとして非公開で、要人が屋外で演説を行う際、銃撃や爆発物を使用されるなどの想定で行われたということです。
県警の八木瑞生警備部長は訓練後の講評で、安倍元総理や岸田前総理が襲撃された例を挙げた上で、要人や聴衆の安全に万全を期すよう指示しました。

静岡県警 八木瑞生警備部長:「襲撃事件を考えると、この夏に行われる参議院議員の通常選挙については、非常に厳しい情勢にある。必ず自分たちの中に、想定外だったということがないように、想定の中にいろんなシチュエーションを入れて、訓練に励むようにしてほしい」
県警は参院選に向けて定期的に訓練し、安全確保に努めるとしています。
