住宅街で出没していたサルか…オスのサルを1匹捕獲 先月には捕獲をめぐり麻酔銃の誤射も発生 静岡・富士市
静岡県富士市の住宅街に何度も出没していたとみられるサルが捕獲され、殺処分されていたことが分かりました。このサルの捕獲をめぐっては先月麻酔銃の誤射で女性が一時意識を失う事故が起きています。
富士市によりますと、14日午後6時過ぎ、富士市中之郷の畑で猟友会がしかけた罠にサルがかかっているのを警察が見つけ、市に連絡しました。サルはオスで猟友会が殺処分したということです。
この地区周辺の住宅街では去年秋ごろから、野生のサル2匹が目撃されるようになり、ことし7月ごろからは頻繁に出没していたということです。
殺処分されたのはこのうちの1匹とみられます。市は残る1匹の捕獲作業と周辺のパトロールを継続するとしています。
サルの捕獲をめぐっては市が先月29日、麻酔銃での捕獲を試みた際誤って矢が女性に刺さり、一時意識を失う事故が起きています。