「夫が腰痛で下山できない」…妻が山小屋に駆け込み消防に救助要請 富士山須走口

 富士山須走口を下山していた60歳くらいの男性が21日、腰痛で下山できなくなり、一緒にいた妻から消防に救助要請がありました。

画像: 資料:富士山

資料:富士山

 21日午後4時半ごろ、「下山中に夫が腰痛になった」と男性の妻が消防に救助を要請しました。

 警察によりますと、消防と警察が男性の救助に向かい、午後7時ごろ、砂走りと呼ばれる須走口下山道の6合目付近で男性と合流しました。下山方法について検討している、ということです。

 消防によりますと、男性は妻と2人で富士登山をしていて、下山中に腰痛で動けなくなり、妻が5合目付近の山小屋に駆け込んで通報した、ということです。警察によりますと、男性は腰痛を訴えてはいるものの、外傷は見当たらない、ということです。