マダニにかまれて感染か 重症熱性血小板減少症候群にかかり賀茂保健所管内の80代の男性が死亡

静岡県は80代の男性が、主にマダニが媒介する感染症の重症熱性血小板減少症候群(SFTS)にかかり死亡したと発表しました。

 静岡県によりますと、重症熱性血小板減少症候群の感染が確認されたのは、賀茂保健所管内の80代の男性です。

 男性は6月23日に食欲不振や発熱の症状が現れ、30日に入院。

 7月3日に死亡しました。

 発症前に農作業をしていたことや、足に刺し傷があったことから、マダニにかまれて感染したとみられるということです。

 また、東部保健所管内の70代の女性は、日本紅斑熱に感染しました。

 女性は6月25日に発症し、翌日入院したということです。

 日本紅斑熱の患者の数は、2025年に入り14人となり、過去最多となったということです。

 静岡県は発熱や発疹が現れたら早めに医療機関を受診するよう注意を呼び掛けています。

静岡県庁
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