男性を日本刀で切りつけけがをさせた罪に問われている元暴力団員の男 起訴内容を認め検察は懲役4年を求刑 静岡地裁浜松支部
男性を刃物で切り付けた罪などに問われている元暴力団員の男に検察は懲役4年を求刑しました。
起訴状などによりますと、被告(51)は4月、浜松市の飲食店駐車場でかつて所属していた暴力団の男性幹部の太ももを日本刀で切りつけ、けがをさせた罪などに問われています。
静岡地裁浜松支部で開かれた初公判で、被告は「被害者に殴られ身を守るために犯行に及んだ」と起訴内容を認めました。
裁判は即日結審し、検察側は「殺傷能力の高い日本刀で切り付けるのは、命を落とす危険性もある悪質な犯行」として懲役4年を求刑しました。
弁護側は「日本刀は威嚇(いかく)のために持って行ったもので、救護もしている」として執行猶予を求めました。
判決は8月15日に言い渡されます。
