【高校野球静岡大会】24日準々決勝 注目カードは静岡商業VS静岡高校の伝統校対決
高校野球静岡大会は22日ベスト8が出そろいました。24日の準々決勝、注目カードは静岡商業と静岡高校の伝統校対決。2年連続の対戦です。
片山真人アナウンサー
「静商を下し、3年ぶりのベスト4進出をきめました!」
杉山大悟主将
「あとちょっとで自分に回ってくるというところで、ゲッツー打ってしまったので、悔しかったかな」
去年の悔しさを胸にベストエイトの壁を乗り越えることを 目標にしてきた静岡商業。
2回戦は袋井商業に9対0。
3回戦は浜松湖南に10対0。
チャンスに連打が出るのが今年の打線の強みです。
杉山大悟主将
「自分たちのチームは一回打ち始めたら波に乗っていくチームだと思っているので、そこは強みではあるのかなと思います」
伝統の守備も健在。
特に外野の中心、センター山野はここまで3試合で3回バックホームでランナーをアウトにするなど広い守備範囲と強肩を誇ります。
4回戦は知徳相手に苦しみましたがエース山本が踏ん張り、接戦をものにしました。
準々決勝もロースコアの展開に持ち込み、1点差の勝利を目指します。

静岡商業 杉山大悟主将
杉山大悟主将
「準々決勝までいくと、一点差のゲームっていうのが必ずあると思うので、その一点差のゲームを勝ち取るということができればいけるかなと思ってます」

静岡高校
一方、4年ぶりの優勝を狙う静岡高校も打線が好調。
1番・石橋を中心に上位打線が当たっているだけでなく、3回戦では平野が代打でホームラン。
4回戦では途中から守備に入っていた寺田が勝ち越しタイムリーを放つなど、控え選手もバットが触れています。
守備の中心は大会屈指のサウスポー、吉田遥孔(はるく)。
4回戦は9回154球の完投。
試合を重ねるごとに調子を上げてきています。

静岡高校 吉田遥孔投手
吉田遥孔投手
「伝統校同士の戦いなので、負けずに初回から自分のピッチングができるように頑張っていきたいです。しっかりケアもして、今よりももっといい状態で試合に挑めるようにしていきたいと思います」
