静岡県内2か所で突風被害 牧之原市の竜巻は国内で最大級の規模 台風15号で発生した竜巻について気象庁が現地調査の報告書を公表
台風15号で発生した竜巻について、気象庁が現地調査の報告書を公表し、2か所で突風被害があり、牧之原市の竜巻は国内で最大級の規模だったことが新たにわかりました。
気象庁は6日、竜巻の被害があった牧之原市などに職員を派遣し現地調査を行いました。
8日発表された報告書では午後0時50分に発生した、牧之原市静波から吉田町大幡にかけて発生した突風は竜巻と認められ、風速およそ75メートル毎秒と推定されること。
午後0時30分に掛川市浜野から大坂にかけて発生した突風は竜巻の可能性が高いと判断され、風速およそ55メートル毎秒と推定されるということです。
牧之原市での竜巻は、突風の指標である「日本版改良藤田スケール」で上から3番目に強い「JEF3」に該当します。これは国内最大級のクラスで、静岡県で発生した竜巻の中では史上最も強い勢力です。
