台風15号の影響で突風の被害が相次いだ静岡・牧之原市 複数の突風が発生した可能性

台風15号の影響で、突風の被害が相次いだ静岡県牧之原市では、複数の突風が発生した可能性があることが分かりました。
被害から一夜明けた6日、牧之原市では被災者が片づけに追われていました。
●進士陸斗記者:
「静波海岸にある災害廃棄物の仮置き場に来ています。きのうの台風や突風の被害で使用できなくなってしまったものが一カ所に集められ山のようになっています」
牧之原市によりますと、市内では住宅372棟が損傷し、24人がけがをしました。
現地を調査した気象庁の担当者は、複数の突風が発生した可能性を指摘しました。
●静岡地方気象台 平松修一次長:
「いくつかの突風がこの地区に発生しているものと思われる。強い雨雲、積乱雲が通って破壊力といいますかすごさにびっくりしている」
また、浜松市で行方不明だった80代の男性は浜名湖付近で発見されたものの、死亡が確認されました。