高齢夫婦を刃物で切りつけるなどして強盗致傷などの罪に問われているインドネシア人の被告は起訴内容を認める 静岡地裁浜松支部

静岡県掛川市で高齢夫婦を刃物で切りつけるなどして、強盗致傷の罪に問われているインドネシア人の男の初公判が開かれ、男は起訴内容を認めました。

 起訴状などによりますと、作業員でインドネシア国籍の被告(25)は、2024年11月掛川市国安の住宅に侵入し、住人の高齢夫婦の顔や腕を刃物で切りつけ、けがをさせたとして、強盗致傷の罪に問われています。     

 地裁浜松支部で開かれた初公判で、被告は「犯行に及びました」と起訴内容を認めました。

 冒頭陳述で検察側は「給料をギャンブルで使い果たし、金を得ようと計画的に高齢者を狙った犯行は身勝手で利欲的」などと指摘しました。

 一方、弁護側は「犯行を認め、真摯(しんし)に反省している」としたうえで、「突発的な犯行で刃物は脅すために所持した」と主張しました。

 裁判は21日、22日も続き、判決は24日に言い渡されます。

静岡地裁浜松支部
静岡地裁浜松支部