「物を出すか、タイマンするか」と静岡市葵区で暴行 スマホや現金を奪ったとして16歳の男子高校生などを逮捕
静岡市の繁華街の路上で10代の男性に「物を出すか、タイマンするか」などと言って暴行し、スマートフォンや現金を奪ったとして、16歳の男子高校生と17歳の自称建設作業員が逮捕されました。
警察によりますと、20日午後9時ごろ静岡市葵区の静岡駅前交番に10代の男性が「なぐられた」「強盗被害にあった」などと駆け込んできました。
男性は友人と20日午後6時ごろ、呉服町通りのコンビニ店近くの路上で、2人組の男から「物を出すか、タイマンするか」と迫られ、顔などを殴られるなとして、スマートフォンと現金1万円を奪われたということです。
警察官が現場付近を捜索したところ、奪われたスマホを持つ沼津市の16歳の男子高校生を発見し、強盗の疑いで逮捕しました。男子高校生は「とっていない、借りただけ」などと容疑を否認しているということです。
もう一人の男は行方が分からなくなっていましたが、29日の午後7時すぎ、捜査員が沼津市にいた自称建設作業員の17歳の少年を見つけ、強盗の疑いで逮捕しました。少年は「やっていない」と容疑を否認しているということです。
