衣類のみそ漬け実験の半年継続を検察側に要請 「袴田事件」の三者協議で弁護側と裁判所側

いわゆる「袴田事件」の三者協議が行われ、弁護側と裁判所側は検察側が行っているみそ漬け実験の継続を要請しました。

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衣類のみそ漬け実験の半年継続を検察側に要請 「袴田事件」の三者協議で弁護側と裁判所側

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三者協議では事件の1年2カ月後に味噌樽から血液の赤みが残った状態で見つかった犯行衣類とされる「5点の衣類」について話し合われました。弁護側、検察側ともに衣類のみそ漬け実験を行っていますが、弁護側と裁判所側は検察側の実験についてさらに半年継続し結果を公表するよう要請しました。三者協議では今後実験に関わった鑑定人の尋問を行う方針です。

 いわゆる袴田事件では、1966年に旧清水市でみそ会社の専務一家4人を殺害したとして袴田巌さん(86)が死刑判決を受け、裁判のやり直しをめぐって協議が続けられています。