突然スプリンクラー作動し楽器が水浸し…市などに9億6500万円を求めた裁判で静岡・裾野市は争う姿勢 静岡地裁で第1回口頭弁論

 3年前に発生した静岡県裾野市のスプリンクラー事故で、被害を受けた楽団が市などに損害賠償を求めた裁判が始まり、市などはいずれも争う姿勢を示しました。

提供:シンフォニエッタ静岡
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 訴状などによりますと、2022年、裾野市民文化センターの大ホールで焼津市の楽団「シンフォニエッタ静岡」のリハーサル中にスプリンクラーが突然作動し、5人が転倒し負傷したほか楽器などが水浸しになりました。この問題で楽団側は9月、市や管理会社などに9億6500万円余りの損害賠償を求め、静岡地裁に訴えを起こしました。

 静岡地裁で4日開かれた第1回口頭弁論で、市と管理会社はいずれも請求の棄却を求め、争う姿勢を示しました。一方、楽団側は市に対し、事故の原因に関する答弁書を提出するよう求めました。

 次回は2月12日に弁論準備手続きが行われ、裾野市側から事故原因についての答弁書が提出される予定です。

提供:シンフォニエッタ静岡
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