焼津市の楽団がリハーサル中にスプリンクラーが作動し楽器などが水浸し 楽団が裾野市などに約9億6500万円を求めた裁判で市は争う姿勢
3年前のスプリンクラー事故を巡る裁判が静岡地裁で始まり、被告の裾野市などは争う姿勢を示しました。
訴状などによりますと、2022年、焼津市の楽団「シンフォニエッタ静岡」が裾野市民文化センターでリハーサル中にスプリンクラーが作動し、5人が転倒し負傷したほか、楽器などが水浸しになりました。
この問題で楽団側は、裾野市と管理会社に対し9億6500万円余りの損害賠償の支払いを求める裁判を起こしていました。
静岡地裁で開かれた第1回口頭弁論で、市と管理会社はいずれも請求の棄却を求め争う姿勢を示しました。

