「さらにお金が必要」⇒翌日もお金を下ろしに行き金融機関が不審に思い 2回目の被害は防ぐも…150万円だまし取られる 静岡市

 静岡市駿河区の80代の男性が、息子などを名乗る嘘の電話で現金を要求され現金150万円をだまし取られる詐欺事件がありました。

画像: 「さらにお金が必要」⇒翌日もお金を下ろしに行き金融機関が不審に思い 2回目の被害は防ぐも…150万円だまし取られる 静岡市

 警察によると17日、静岡市駿河区に住む80代の高齢男性の自宅に、息子や証券会社の職員を名乗る男から「株で儲けた分の税金の未納がある。支払わないと逮捕される」「きょう中に150万円を支払わないと逮捕される。弁護士事務所の人にお金を渡してほしい」などと電話がありました。

 その後、男性は金融機関にお金を引き出しに行き、午後2時ごろ、自宅付近にきた弁護士事務所職員を名乗る男に現金150万円を手渡しました。

 翌日の18日にも男性の自宅に息子を名乗る男から「さらにお金が必要」などと電話がありました。金融機関に再びお金を下ろしにきた男性を不審に思った金融機関からの通報で事件が発覚しました。

 警察は「株で儲けた税金を払っていなかったから逮捕される。代わりの人が
取りに行くので渡してほしい」は詐欺だと注意を呼びかけています。