JR東海丹羽俊介社長は一部静岡県に意図を質したうえで東京電力との協議に向け動く方針示す
19日定例会見を行ったJR東海の丹羽俊介社長は「田代ダム」問題について、一部静岡県に意図を質した上で協議に向けて動く姿勢を示しました。
JR東海丹羽俊介社長:
「(静岡県の回答に)想定の通りと書かれている。また、想定外の場合と書かれている。この意味するところが何なのか現在確認しているところ」
田代ダム案を巡る東電との協議開始について、県からの回答にこのように答えたJR東海の丹羽社長。
JR東海はこれまでに東電との協議を開始するにあたり大井川利水関係協議会に3つの前提条件を示し、県と大井川流域市町は「前提の修正」という条件付きで了承すると回答していました。
19日の会見で県から提示された修正案を受け入れるか問われた丹羽社長は、一部県に意図を確認しているところがあるとして、その回答を確認した上で東電に働きかける姿勢を示しました。
JR東海 丹羽俊介社長:
「(県に)確認した上で、東京電力に修正された内容で協議が開始できるか確認していく」