函南町に無許可で盛り土を造成した容疑で逮捕された会社社長ら「町の許可を得ていると思っていた」と容疑を否認
静岡県函南町で無許可で盛り土を造成したとして逮捕された残土処分業の社長の男らが「許可を得ていると思った」と容疑を否認していることが分かりました。
静岡県清水町で残土処分業などを行う会社の社長(53)と沼津市の土砂運搬業の代表(47)ら3人は、おととし3月ごろから1年、間函南町丹那の3カ所で町長の許可を受けずに盛り土を造成した疑いで20日逮捕されました。
捜査関係者によりますと、会社社長と運搬業の代表は盛り土をしたことは認めている一方で、「町の許可を得ていると思っていた」などと話し、容疑を否認しているということです。
函南町はおととし7月に措置命令を出しましたが、会社社長らは「土砂の搬出先が見つからない」と説明し措置を講じていませんでした。