旧天竜林業高校の贈収賄事件をめぐり検察側が新たな証拠の一部を開示 弁護側は今後も証拠開示を求めていく方針
旧天竜林業高校の贈収賄事件をめぐり、再審を請求している元校長の第2次再審請求について、検察側が新たな証拠の一部を開示したことが分かりました。
北川好伸元校長は去年亡くなった中谷良作元天竜市長から、推薦入試で孫が有利になるよう依頼され、謝礼として現金20万円を受け取った罪で有罪が確定しています。
事件を巡っては校内で現金の受け渡しがあったとされる時間帯の「アリバイ」があるかどうかが争点となっています。
弁護側は中谷元天竜市長が銀行にいたため、犯行は不可能と主張。
一方、検察側は銀行から途中退店したと反論しています。
弁護団によりますと、証拠は2月13日付で中谷元天竜市長の当日の行動経過が記載された捜査報告書など、合わせておよそ30点が開示されたということです。
弁護団は「重大な前進」としつつも、求めていた証拠リストや銀行の監視カメラの映像証拠などは、存在するのかどうかの回答もなく、アリバイを示す重要な証拠はなかったため、今後も証拠開示を求めていくとしています。