JA職員名乗る男「きのうの手続きできていなかった」 60代女性が2回にわたり同じ手口で100万円だまし取られる 静岡市
静岡市清水区で、60代の女性がおよそ100万円をだまし取られる特殊詐欺事件がありました。
被害にあったのは静岡市清水区に住む60代の会社員の女性です。警察の調べによりますと、4月24日に女性の自宅に市役所の職員を名乗る男から「介護保険の払い戻しがある。ATMで手続きできる」などと電話がありました。その3日後、JAの担当者を名乗る男から電話があり、ATMに誘導された女性は、男から指示されるまま操作し、およそ50万円を他人の口座に振込み、だまし取られたということです。
さらに翌日、JAの担当者を名乗る男から「きのうの手続きができていなかった」などと再び電話があり、同様の手口でおよそ50万円をだまし取られたということです。
後日、女性は自分の口座の残高が減っていたことからだまされたと気付き、警察に届けたということです。
警察では「払い戻し金があるからATMに行って」は詐欺だと呼び掛けています。