警備員の配置や監視カメラを増設 一連の冷凍カツオ窃盗事件を受け焼津漁協が静岡県に再発防止策を提出
静岡県の焼津漁港での一連の冷凍カツオ窃盗事件を受け、焼津漁協が静岡県に対し、再発防止策の報告書を提出しました。
28日午前、焼津漁協の橋ケ谷長生組合長が静岡県庁を訪れ、県の担当者に再発防止策の報告書を提出しました。6月、焼津漁協は再発防止委員会がまとめた答申書を県に提出。県は漁協としての再発防止策を提出するよう求めていました。
報告書では大きく5つの柱で再発防止策に取り組むとしていて、8月末までに第三者機関を設置し、改めて事件について調査し公表することを盛り込みました。
このほか、競りが始まる午前7時から水揚げが終わるまでの間、警備員を配置したり、監視カメラを増やしたりするなどソフト、ハード両面で環境を整備するとしています。
焼津漁協 橋ケ谷長生組合長:「着実に誠実に実行し、漁業者をはじめ、皆様方の信頼を取り戻すべく、改善改革に努めていく所存です」