観光バス横転事故の現場にエンジンブレーキを使うよう注意喚起の道路標識を設置 静岡・小山町
去年10月、静岡県小山町で観光バスが横転した死傷事故を受け、現場の道路に注意喚起の看板と路面標示が設置されました。
沼津土木事務所・横山順技監:
「直接訴えるにあたって、今回はエンジンブレーキを使いましょうという言葉にしております」
冬季の道路封鎖解除に先立ち報道機関に公開されたのは「危険・エンジンブレーキ」の道路標識です。
小山町須走の県道ふじあざみラインの事故現場から、富士山須走口5合目のおよそ6キロの区間で、下り車線側に6カ所設けられました。
また「ギア低速」を促すオレンジ色の路面表示や減速を高める塗装も新たに6カ所ずつ施工されました。
去年10月の事故ではフットブレーキの使い過ぎでブレーキが利きにくくなる「フェード現象」が原因とされています。
横浜から来たドライバー:
「(フット)ブレーキはなるべく踏まないような感じではいますけど」
午前11時、ふじあざみラインの冬季規制は解除されました。