指定取り消しか継続かで平行線…バス置き去り死事件のこども園の運営法人 市側は『1年前倒して終了』提案 静岡・牧之原市
去年、送迎バスに置き去りにされた園児が死亡したこども園の運営法人が、別の市立保育園の指定管理取り消しについて静岡県牧之原市と協議しました。
「榛原学園」が運営する「川崎幼稚園」では去年9月、3歳の女児が送迎バスの中に置き去りにされ、熱射病で死亡しました。23日、榛原学園が運営する市立細江保育園の指定管理について、理事長と代理人弁護士らが牧之原市と協議を行い、市は、指定管理期間の終了を2023年度末に1年前倒しし、その後は市の社会福祉事業団が運営したいとする方針を示しました。一方で榛原学園は、指定管理期間の満了後も施設運営の存続を訴えたということです。
市によりますと、協議を受け、社会福祉事業団が運営することになった場合の就業条件について、今後、園の職員に説明をすることになったということです。